病気にかかるお金
病気、それは誰でもかかるもの。
でも、深刻な病気になった場合、どのような治療があり、
どの程度費用がかかるのでしょうか。
もちろん、公的な医療制度を活用したうえで、
自助努力による保障も備えておく必要があります。
医療費のなかでも、
腎臓病、心臓病、がんの医療費は高い傾向にあります。
例えば、がん患者の負担と給付について、その平均額をみますと、
年間負担は約101万円にのぼります。
また、公的医療保険からの償還・還付額は62.4万円です。
自己負担額はおよそ40万円前後となります。
高度先進医療を受けた場合、その技術料は全額実費負担です。
がん治療に関して、治療方法と費用を体系的に紹介したサイトをご参照ください。
http://www.ganchiryohi.com/
高額療養費制度
公的医療保険制度の充実した日本ですが、多額の医療費がかかっても
国の制度による還付が受けられます。
それが高額療養費制度。
でも、この高額療養費制度ですが、還付を受けるにしても、
おおよそ3カ月後くらいとなる。
例えば、抗がん剤治療を受けた場合、1回の費用9万5千円。
同月に2回受けたなら、20万円ほどの費用を立て替えなければ
なりません。
十分、自転車操業状態になることは考えられます。
また、糖尿病などの慢性疾患にかかった場合、治療は延々と続きます。
1回あたりの支払費用は小さいとしても、積り積もれば、その費用は莫大。
そこで、医療費を知ることは大切なこと。
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●初診料
●再診料
●医学管理料
●薬の処方料
●処置料
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肺がん
がんの中でも、最も死亡者数の多いのが肺がん。
罹患率と脂肪率のい乖離差も小さく、治りにくいがんの一つ。
理由は初期の小さい肺がんはレントゲンで見えにくいことがあげられる。
またCT検査を行うと、致命的ではないがんまで発見してしまう。
発見されると定期的に放射線を浴びることで、逆に発がんリスクを高めてしまうという、
可能性が高まる。
肺がんの要因は、喫煙、アスベスト、大気汚染、偏食など環境因子が大きい。
肺がんは「小細胞がん」「非小細胞がん」の2種類に分けることができる。
「小細胞がん」は特に喫煙の影響が大きく、肺の入り口付近にでき、進行が速く、
転移する可能性も多い。
一方、非小細胞がんはは、腺がん、扁平上皮がん、大細胞がんの3つがあり。
肺がん患者の半数を占めるのが腺がん。次いで、扁平上皮がんが続く。
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胃がん
胃がんは、罹患数で男性1位、女性2位と、胃がんは日本人に最も多いがんです。
しかし、早期発見ならば95%以上が完治可能な病気です。
今年3月には、胃がんとしては初めて、分子標的薬も承認され、
化学療法を中心に治療法は進化している。
胃がんの治療の基本は、がん細胞を切除することです。
早期であれば、腹部を切らない、内視鏡的切除が第一次選択治療となります。
この治療法であれば、手術自体も1時間以内、入院も1週間で済みます。
治療費用も3割負担に高額療養費制度を使えば、8万の負担で済みます。
進行がんになると開腹手術が中心となります。
費用は約200万円程度かかりますが、これも高額療養費制度の利用で自己負担額は9万円程度になります。
ただ、費用はこれらだけにとどまりません。
術後の抗がん剤治療は3割負担を考慮しても約40万円。
高額療養費制度も月ごとで精算するため、制度を利用できる月とできない月がでてきます。
さらに副作用による腸閉そくや、抗がん剤使用による脱毛をカバーするためのカツラ代など、
出費はかなりの額になる。
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大腸がんの治療
大腸がんの治療はここ数年、進歩が大変早い。
抗がん剤治療や分子標的薬などの化学療法で有効な治療法が続々と現れている。
大腸がんは、胃がんに次いで罹患数が多いがんです。
早期発見であれば、9割が完治します。
発症の6割は肛門に近い直腸とS状結腸が占める。
浸潤の進んだがんでは、基本的には手術となる。
最近、腹腔鏡下手術が普及している。
これは開腹せず、腹部に開けた4〜6カ所の小さな穴からカメラや器具を入れて
手術を行う。
開腹しないため、体への負担も小さく、術後の腸閉そくも少ない。
また、ステージが高いがんでは、化学療法が中心となる。
抗がん剤治療の開発により、生存期間も延びている。
高度先進医療では、重粒子線治療が注目される。
費用は約300万円。
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